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Settings (init.rc)
設定(init.rc)

Author: 河本孝之 (Takayuki Kawamoto, aka philsci);
1st appeared on 14th June, 2003.
Acknowledgement: thanks to Brandon Sneed (aka nivenh), Jason Brisch (aka jbrisch), ayamame, liki, and all developers and contributors of each activity.

References:
nivenh (Brandon Sneed), BInit.h, revision 1.1.1.1 (2003-03-26 07:56:20 UTC).
nivenh (Brandon Sneed) and lokai.net, "the lokai.org desktop forums", BlueBox Threads (2002-).

init.rc ファイルについて

BlueBox の圧縮ファイルを展開すると、先のページでも述べたように幾つかの設定ファイルがあります。それぞれの役割は簡単に説明しましたが、ここからは一つ一つのファイルでどのように設定するかを詳しく説明します。それぞれのユーザーの環境や目的に応じてカスタマイズできる点については、僕の(好きな、あるいは正しいと考える)設定を紹介しますので、一つの事例として参考にして下さい。

まず init.rc ファイルを解説します。BlueBox のシステムが起動するとき、bluebox.exe は単体でポップアップ・メニューやタスクバーをデスクトップ上に準備するだけでなく、設定の仕方によって幾つかの拡張機能を働かせようとします。ちょうど、Windows が起動するときに「サービス」と呼ばれるプログラムを呼び出して起動させたり、あるいはスタートアップ・フォルダに登録されたショートカットをたどって目的のアプリケーション(その多くは「常駐アプリケーション」と呼ばれたりします)を起動させるといったことに似ています。但し Windows のシステムから見ると、スタートアップにユーザーがショートカットを登録したアプリケーションは、Windows というシステム全体を動かすために必須の機能ではありません。「このソフトは、Windows が起動すると同時に勝手に起動してくれるといいな」というユーザーの目的に応じて、ユーザー自身が自分の判断でショートカットをスタートアップ・フォルダへ登録するわけです。

init.rc に登録するプログラムも、BlueBox のシステムが稼動するために必須のものではありません。ユーザーがそれぞれの目的や趣向に応じて、使ったり使わなかったりする拡張機能を実効させるために個々のプログラムを指定します。init.rc ファイルはふつうのテキストファイルとして開いたり保存できます。menu.rc などとは異なり、bluebox.exe と同じディレクトリになければなりませんので、スタイルごとに使い分けることはできません。また init.rc は、bluebox.exe を起動する際に "-startup" オプションがついていないと読み込まれません。もしレジストリの Winlogon キーにある shell 項目へ手動で bluebox.exe を登録するときには、

"c:\bluebox\bluebox.exe -startup"

といったように、"-startup" オプションと bluebox.exe までのフルパスを二重引用符で括って登録します。BlueBox を "-install" でインストールした場合には、"-startup" オプション付きで bluebox.exe が自分自身を登録してくれます。

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init.rc の書式

init.rc ファイルに書ける項目は、BlueBox のプラグインをはじめ、あなたの好きなアプリケーションのフルパスです。「フルパス(full path)」とは、C ドライブや D ドライブなどのドライブレターから目的のプログラムファイルまでを省略なしに記述した、ファイルの正確な場所のことです。例えば、Internet Explorer であれば、

C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe

が、Internet Explorer の実行ファイル(iexplore.exe)を指し示すフルパスとなります。但し、しばしば "Program Files" のようにフォルダ名が空白文字を含む場合は、フルパスの次に記述できるオプションなどと区別するために、パス全体を二重引用符で括るように推奨されることもあります(このように引用符で括ったパスやフォルダ名を "Quoted Names" と呼ぶことがあります)。

init.rc を読み込んだ BlueBox は、スタートメニューで「ファイル名を指定して実行」と同じく、そのフルパスで記述されているプログラムを、オプションつきであれなかれそのまま実行するだけです。たとえ BlueBox のプラグインであろうと特別扱いはしていませんので、init.rc は平たく言えば「テキストベースのスタートアップ・フォルダ」だと言ってよいでしょう。したがって、BlueBox 0.41 の公式版に付属している init.rc には、

bdde.exe -w
bsystray.exe -w
bbkeys.exe -w -rc bbkeys.rc

と記述されていますが、この下の行にあなたのお好きなプログラムへのフルパスを追加してもかまいません。一例を挙げます。

bdde.exe -w
C:\BlueBox\bsystray.exe -w
bbkeys.exe -w -rc bbkeys.rc
C:\Program01\システムツール\procexp.exe
C:\Program01\clcl\CLCL.exe

ここで一つだけ注意があります。BlueBox はインストール時に "PATH" というユーザー環境変数を設定し、その値として BlueBox のインストール・ディレクトリを指定します。したがって、Windows のシステム関連のプログラムをコマンドラインから呼び出すのにフルパスを書かなくてもいいのと同じで、BlueBox のインストールディレクトリに置かれているプログラム(端的に言って、BlueBox 用のプラグイン)はフルパスを書かなくてもいいようになっています。

フルパスで指定した、あなたのお好きなプログラムにオプションを追加できる場合は、オプションもあわせて記述しておきましょう。それから基本的なことですが、上記のような記述を一行にまとめて書くことはできません。init.rc に記述しているパスはプログラミング言語の処理命令ではありませんので、処理単位を表す区切り文字(デリミタ)はありません。したがって、

bdde.exe -w; C:\BlueBox\bsystray.exe -w; C:\Program01\clcl\CLCL.exe

のような書式で勝手に記述しても、BlueBox は「"bdde.exe" というプログラムに、"-w; C:\BlueBox\bsystray.exe -w; C:\Program01\clcl\CLCL.exe" というオプションがついている」としか解釈しません(これは Windows の「ファイル名を指定して実行」に記述する場合でも同じように言えます)。そして、そのようなオプションのつけ方がありえない場合、BlueBox は bdde.exe を単純にそういうオプション付きで起動するだけなので、けったいなオプションを渡された方の bdde.exe がうまく解釈できなければ bdde.exe が(BlueBox ではなく)エラーを表示します(場合によってはその時点でプログラムが終了してしまうこともあります)。

なお、BlueBox のプラグインについての記述は、個々のプラグインで異なるオプションもありますので、プラグインを紹介するページで解説します。

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